サポート企業のスキームのメリット・デメリット
市民球団設立準備室の新球団構想では、70社のサポート企業で70人の選手と個別に契約を結び球団にレンタルするというスキームになっています。このスキームのメリットとして考えられることを次に示します。
・これまで1社で負担していた運営資金を70社で分割するため、1社の負担が軽くなる。
・企業の広告塔としての球団ではなく多くの企業や個人に支えられた地域密着型の市民球団としての特徴を持てる。
・選手単位でスポンサーがつくため、選手に対する注目度が高まり、プロとしての自覚をより一層持てるようになる。
・個人出資者にとっては、多くのサポート企業から特典を得られるメリットがある。
・サポート企業にとっては、多くの個人出資者を顧客として囲い込むことができる。
ただし、このようなスキームは野球協約で認められていない想定外のスキームなので、現行の野球協約のままでは新規参入を果たすことができません。また、このスキームでは、どの選手をどのサポート企業に割り当てるのかという作業が非常に難しいと思われます。
この野球協約上の問題点と選手の割当について、引き続き考えてみたいと思います。
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