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2005年5月10日 (火)

新規参入時のエキスパンションドラフト

大阪市民球団がNPBへ新規参入する場合、球団増となるなら、最低2球団の同時参加であることが必要であると思います。この場合、プロ野球のレベルの選手を自力で調達するのはほぼ不可能ですから、エクスパンションドラフト(拡張ドラフト)で他球団から戦力を譲り受ける必要があります。

東北楽天ゴールデンイーグルスの場合、球団統合した2球団の一次プロテクトは25名。単純に1球団当りで考えると12~13名です。しかし、特殊な事情があって、礒部選手や岩隈投手など、本来なら一次プロテクトに入っている選手を何名か獲得することができました。それでも、戦力的には不足しています。

じゃあ、大阪市民球団+1球団の新規参入時のエクスパンションドラフト(拡張ドラフト)はどういう仕組みがよいでしょうか。
エクスパンションドラフトの善し悪しは、選手を引き抜かれる球団で何名をプロテクトできるか?によって決まります。例えば、プロテクトゼロで各球団から2名ずつ指名できる。。。となれば、オリンピック代表チーム並の戦力が確保されるわけです。もちろん、これは過剰ですね。

「戦力均衡」ということを考えると、これくらい↓のエクスパンションドラフトが必要と思われます。
・各球団3名プロテクトし、それ以外の選手を新規参入2球団が交互に1名ずつ指名。
・各球団15名の2次プロテクトから2球団が交互に1名ずつ、4巡にわたって指名。
・外国人選手と新人選手はエクスパンションドラフトの対象外とする。

これによって、2つの新規参入球団は、次の戦力を確保することができます。
・レギュラークラスの選手6名+準レギュラークラスの選手24名
逆に既存球団は、レギュラークラスの中心選手1名と準レギュラークラス4名が引き抜かれるわけです。

これくらいの制度でやっと、戦えるチームの基礎ができるかなという感じです。さて、問題は、このようなエクスパンションドラフト(拡張ドラフト)を実行委員会やオーナー会議で議決した場合、成立するかどうかです。答えは100%「NO!」。考えるまでもありません。しかし、今の楽天よりもずっと弱いチームでは新規参入する意味がありません。

これらを考えると、球団増による新規参入を考える場合には、
・意味のあるエクスパンションドラフト(拡張ドラフト)の制度をつくってもらう
・同時に新規参入してもらう球団をさがす
という2点を最優先の課題として取り組むことが必要であると考えます。そして、これが無理なら、NPBへの新規参入は無理だということになってしまうと思います。

いや、一つだけ方法があります。外国人選手枠の完全廃止により、外国人選手主体のチームをつくって新規参入するということです。でも外国人ばかりのチームでは「市民球団」のイメージとかけ離れますね。

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投稿: 正規品と同等品質のコピー品 | 2020年5月27日 (水) 20時45分

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