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2005年6月13日 (月)

あれから一年。。。

朝日新聞6月11日朝刊
「あれから1年 プロ野球界は変わったか」と題して行われたオーナーとの対談記事の一節。登場しているのは、オリックスオーナーの宮内義彦氏と讀賣オーナーの滝鼻卓雄氏。ここでは、宮内氏の発言を引用してみます。

---朝日新聞の引用---

-昨年の近鉄との統合では、ファンの期待を見誤ったのでは。
宮内義彦氏
「そうは思わない。あの騒動は顧客が少なかったから起こった。言うならば、買う人が少ないから製品ラインをカットすると、「あのメーカーはけしからん」と言うような話はいっぱいある。事業が縮小するときに反応があるのはやむをえない。近鉄が統合に手を挙げたのも観客が少なかったから。統合反対署名が140万人分を超えたそうだが、一方で当時の近鉄の試合は客席ががら空きだった。パ・リーグの球団は支出と収入があまりにも見合わない。支出を抑えたいが、選手年俸の高騰は抑えられない。となると、マーケットを縮小するしかない。ただ、ファンがあのように反発したことは、プロ野球の活力を示したということで、ありがたく教訓とさせていただきたい。」

---引用終わり---

これがNPBの最高議決機関であるオーナー会議の議長の生のコメントです。夢も希望もないコメントですが、逆に長い目で見れば、夢も希望も持てるのではないかと感じました。去年のオーナー会議の議長が渡辺恒雄氏。で今年が宮内氏。もう堕ちるところまで堕ちたと考えれば、あとは上昇するのみでしょう。

昨年、大阪近鉄バファローズが消滅への第一歩をしるした6月13日に改めて大阪近鉄バファローズの生まれ変わりとしての大阪市民球団を誕生させたいと誓います。

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